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休日おでかけパス、買った事あったかな。 この切符、発売が2012年3月なので買って使った事はあるはず。 しかし覚えていない、前身のホリデーパスを買っていたのは覚えているが・・・。
ちょっとwikiで調べてみたら、ホリデーパスより休日おでかけパスの方がだいぶ利便性が良くなっていた。 そもそもこの切符、首都圏のJRが土休日限定で1日乗り放題になるフリーパス。 フリーエリアの端部周辺の人間にとって大変ありがたい切符なのだ。


フリーエリア端点 足利駅から足利学校へ向かう学校様通り
ホリデーパスは2012年3月11日を以って終了、翌週から休日おでかけパスが開始されたそうだが、フリーエリアがだいぶ拡大された。 何しろホリデーパスは高崎線のフリーエリアが熊谷までだったのが休日おでかけパスは神保原までになっている。 そう言えばわざわざ熊谷駅まで買いに行ってた気がする。
他の路線もフリーエリアが少し大きくなっている。 東海道線は平塚までが小田原までになり、宇都宮線は小山までだったのが自治医大までとなり、更に小山から両毛線足利、水戸線下館までフリーエリアになっている。 八高線も高麗川から遠く寄居までカバーしてくれている。
あとは使う人がいるか判らぬが小山・本庄早稲田までの新幹線乗車券としても使える。


これはよく使う「のんびりホリデーsuicaパス」のフリーエリアだが、これに新幹線が加わるのともう一つ追加される路線がある。


この赤○のところ、木更津から上総亀山までの久留里線。 ここだけ休日おでかけパスは使えるがのんびりホリデーは使えない。 この区間の人は休日おでかけパスの方が便利だろうが、それでもモバイルsuicaを使う人には悩ましそうだ。モバイルでのんびりホリデーを買ってビューカードで支払えばJREポイント付くし。
普段いつものんびりホリデーsuicaパスをモバイルsuicaで買って移動しているが、今月はどうもこののんびりホリデーを何度も使う事になりそうだ。 ビューカードの引き落としがキツくなるので電車賃を分散させるために今日は現金で買いたい。
カードsuicaを使って現金でのんびりホリデーを買えるが、今日は久しぶりに休日おでかけパスを使ってみよう。 どうせカードsuicaでのんびりホリデーを買ってもJREポイント貯まらないし、50円高くなるが、まあ良いだろう。 では最寄り駅の券売機で。


オーソドックスな緑色の券売機で買ってみた。他のお客さんの迷惑にならないように急いで写真を撮っているのでブレているが、トップ画面左上の「おトクなきっぷ」をタッチ。 他のタイプの券売機でも「おトクなきっぷ」の部分をタッチすれば良い。 指定席券売機で買う場合はコチラ。


ここは「きっぷ」をタッチ。


きっぷで買えるおトクなきっぷは「休日おでかけパス」のみ。 ここをタッチ。


お金かICカードを挿入して支払い。 これで切符が出てくる。




切符と「ご案内」の説明文。 「ご案内」の方は使わないので捨ててしまってOK。 この切符の写真は改札を通した後なので穴が開いている。
この切符の方を通常の切符と同じ、自動改札機の「きっぷ」に通せばOK。 1日使っても回収されないので手元に残る。 ちなみに乗り越しした事がないのでよく判らないが、乗り越しした場合は精算機を使用すると切符が回収されてしまうので有人改札で精算するようにと案内してある。
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それと今日は藤沢まで乗りっぱなし、迷わずにJREポイントで普通グリーン券を申し込み交換する。 藤沢まで130km、グリーン券通常料金1810円、suicaグリーン券で買っても1550円。 これが600ポイントで交換できる、ちなみに今年の3月までなら500ポイントで交換できたがランクが下がってしまった。


高崎線グリーン車の車内。 まだ空いているので撮影。 横浜あたりまでならロングシートに座り続けられるが、その先はグリーン車でないと無理だ。 これで快適に移動できる。
この日の移動(JR乗車分のみ)を通常料金に換算してみると
- 岡部~藤沢 2310円
- 藤沢~茅ヶ崎 199円(IC)
- 茅ヶ崎~岡部 2310円 計4819円
この区間、端部近くから端部近くまでなので2000円以上違う。 さらにグリーン券往復で通常料金と2400円以上安くあげているので大違いだ。
まあもちろんGWに北関東の人間が藤沢と茅ヶ崎だけ行って帰って来る筈もなく、小田急と江ノ電にも乗ってきたのだが、こちらもおトクなきっぷを買って使ったのでいろいろ検証してみたいが、埼玉北部から湘南方面へ行くならこのJRののんびりホリデー・休日おでかけパスが最強かも。 グリーン車のれるし。


JR鎌倉駅、と言ってもJRで行った訳ではないが
年末年始・GWはもちろんだが夏休み期間の7/20~8/31まで使えるのもうれしいところ。 ただしその他の平日は使えないので、もし平日、ウチの方なら東上東京メトロパスと江ノ島・鎌倉フリーパスの組み合わせになるだろうか(通勤列車に乗って観光に行くのもどうかと思うが)。
広告 東京土産ですが、私は退職の挨拶用に購入しました
端部から端部ではなく都心から端部、またはその逆でも恩恵は受けられる。 例えば
- 東京~自治医大 1694円(IC)
- 東京~神保原 1518円(IC)
- 東京~上総亀山 1980円(IC)
が通常料金となり、1往復するだけでもかなりおトクなのだ。 そのうえ乗り降り自由なのであちこち行けるし。


日本橋福徳神社 地下鉄駅至近だがJR新日本橋駅も近い
とまあモバイルsuicaを持っていればのんびりホリデーsuicaパスが一番便利だが、休日おでかけパスもフリーエリア内の駅で買わなければならないのと乗り越し精算が面倒だが充分におトクに使える切符なのだ。


この日、最も遠くまで行ったJR茅ヶ崎駅
公共交通機関で出かける時はこのようなおトクなサービスを見逃さないようにしたい。 あまり乗る事のない私鉄に乗る時もよく調べよう。 次に休日おでかけパスを使う時は久留里線に乗ってみようかな、などと考えてみる。