小山シネマロブレへ行ってみた

2025年6月17日

JR小山駅直結ロブレ7F

日曜日、晴れ間が見える地元駅。　前日の土曜日に栃木県のミニシアター系、小山シネマロブレに行くつもりだったが今日の日曜日がファーストデーで割引になるので1日ずらして行く事にした。　2本鑑賞する予定なので1本1300円になるファーストデーは願ったり叶ったり。　休日なのでのんびりホリデーsuicaパスも使えるので非常にタイミングが良い。

時刻は朝の9:30頃。　1本目の上映が12:30頃なので遅い出発。では上り列車で大宮へ向かう。

だいたいこの深谷市から小山駅前まで直線距離で約50km、クルマで2時間近く掛かり充分遠いのだが、電車だと更に遠くなり時間も運賃も神奈川の川崎へ行くのと同じになる。

ただ、我が深谷と小山、両駅とものんびりホリデーsuicaパスとぐんまワンデーローカルパスのエリア内なので気楽に行く事ができる。今日は日曜なので時間が速く移動できるのんびりホリデーを買って移動する。　群馬まわりだと乗車時間だけで2時間半かかってしまうので。

例によって籠原駅の増結で後方車両に乗り換えて約45分、大宮駅6番線に到着。　ここで少し乗り換えの時間がある。　宇都宮線下りは快速でなければ隣ホームの9番線のはず。　ここまで上りで来たがここからは下り列車に乗ってUターンするような形になる。　埼玉を列車で移動するのは大変なのだ。

宇都宮線下り小金井行きが到着。　東京の武蔵小金井や東小金井ではないぞ、土地勘のない人だと武蔵小金井へ行こうとして間違えて栃木の小金井まで連れて行かれる悲劇に見舞われる人が一定数いるようだが。　厚木と本厚木、青海と青梅の比ではない（青海と青梅は充分悲劇だが）。　ちなみに栃木には「藤岡」という駅がある。　知らない人は群馬県の藤岡市と間違えてしまう（群馬県藤岡市の駅は「群馬藤岡」）。

快速なら40分で着くが各駅停車で来たので1時間弱、小山駅に到着。　改札は2Fなのでエスカレーターを目指す。

ホーム南側の階段はJR水戸線乗り換え専用階段なので注意。

小山駅の改札は1カ所。　ここ構内の造りが複雑で両毛線のホームまでが遠いが宇都宮線からなら2Fへ上がってすぐ改札。　駅ビルのVAL（バル）から連絡通路を通って隣接のビル「ロブレ」へ入るのだが、もうVALの入口が見えている。

改札を出てすぐ。これがVALの入口。　電車ならここを入っていくのが一番速いが時間があるのでちょっと寄り道。

東口。　JR宇都宮線、両毛線、水戸線、東北新幹線が接続する栃木でも有数のターミナル駅。　もしかしたら宇都宮駅より利便性が良いかも。

飲食店などが賑やかに並ぶ東西自由通路「さくら道」を通って西口へ。　工事中だがこちらが旧日光街道が通るいわゆる表側。　人の数が東口と違う。　先ほどのVALや映画館のあるロブレへ入る入口がいくつもある。

正面、右側がガラス張りになっているビルがロブレだが、シネマロブレ5のサインが誇らしい。

　ロブレの西側へ来てみた。　1F入口はもう少し先。

店舗入口のチケット売り場はもちろん機能していない。　7Fの劇場内にチケットカウンターがある。　この建物の右側、道路を挟んだ向かいを見ると。

ロブレの立体駐車場、ロブレ632。　有料駐車場だがロブレで買い物をすると金額によって無料になる時間が変わる。　映画でも大丈夫。　入口も何カ所かあるはずだが、1回しか利用した事ないのでよく覚えていない。

写真に見える渡り廊下、下は3Fで上はロブレの6Fにつながっている。　ロブレ6Fへつながる上の通路は駐車場では8Fになるので注意。

ではそろそろ駅へ戻って映画館へ向かおう。

VALに入って右側の通路を進むので右側の入口から入店。

中央のエスカレーターの右側の通路を進む。　写真では判読できないが黄○の案内にロブレ直進の案内がある。

黄○、ロブレ右の案内がある通路を右へ。

この扉の先がロブレ。　余談だがここまでのVALの運営は宇都宮ステーション開発というJR系の会社。　ロブレの方は元々スーパーマーケットの会社が運営していたようだが現在は土地建物とも小山市のものになっているらしい。

ロブレに入るとエスカレーターがあるが下りなので反対方向へ向かう。　しかし、年に1回か2回しか来ないがこんなに人が賑わっているのは初めてだ、何か期間限定のイベントをやっている模様。

100均やTSUTAYAも入っていて所々は活気があるのだが、こんな場所もある。　

最上階の7Fへ。　エスカレーターを上がった左に映画館がある。

シネマロブレ５、小山シネマロブレ入口に到着。　ずいぶんバブリーな感じだが1994年開業らしい。　ここを見ると豪華な感じだが、しかしこのフロアも歩いてみると。

廃墟になってるレストラン。　最上階の展望は素晴らしいと思うのだが。

ゴージャスな吹き抜けもテナントは行政関連ばかり。　開業した時は子供たちが目を輝かせて来店していたのだろうか。　実際このビル、2028年度までの閉鎖が決定しており映画館も閉館になる模様。　その後は解体され再開発されるという。　では映画館へ。

入口を入ると右にオンライン予約の発券機。　正面に受付カウンター。　このロビーから5スクリーンの入口がある。　今日は当日券を買うのでカウンターでチケット購入。

ちょっと前まで自由席だったが現在は指定席。　空席のモニターを確認しながら買えるので安心。

時間までシアター入口前の椅子で待機。　この感じ、何となくグランドシネマサンシャイン池袋を彷彿させる。

入場する。　1本目はスクリーン1。　綺麗でスクリーンも大きいが座席は殆どフラット。

シートはよくある感じ。　背もたれは低いが古さは感じない。　しかし床が階段状ではなくスロープになっている。　道理で足の納まりが良くないわけだ、膝を前席に当ててないと疲れる時がある。

しかし高崎電気館ほど傾斜がキツくなくシートも良質なのであちらほどは疲れない。

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1本目が終映し、2本目まで1時間以上あるので外へ出る。　休憩。

VAL1Fのロッテリア。　久しぶりに来た。　まだ13時過ぎなので混んでいるが、入店。

いつものように期間限定のロッテシェーキ。　今はメロンシェーキ。　前週も高崎で食べたが、ここの店がうれしいのはVポイントの他にJREポイントも付けてもらえる。　VALがJR系の駅ビルだからだと思うがうれしいかぎり。　少し休んで、2本目。

2本目もカウンターでチケットを買って入場。　今度はスクリーン2だが、先ほどのスクリーン1と違って明るい色使い。　何だかシートもさっきより良い感じ。

やっぱりさっきよりクッション性の良いシート。　座りやすいが床はやはりスロープ状の傾斜。

2本目も無事に終映して帰路につく。　この劇場、銀星会館という会社が運営しているそうで、中高年には懐かしい「小山ゆうえんち」跡地のショッピングモール内のシネコン「小山シネマハーヴェスト」と共に運営しており、今では宇都宮ヒカリ座も系列になっている。　5スクリーンもあるので上映作品も豊富で、ロードショー作品も上映してたりする。

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ウチからは遠く、割引も少ないのでごくたまにしか来ないが、ここが閉館になると近隣から来ている人は困るのではないか、ヒカリ座があるから宇都宮まで行くのか。

今日もそうなのだが高崎や前橋でも上映されないマニアックな作品を上映するので年に1回くらいは来てしまう。　このバブル感満載の映画館、あと何回くらい来る事ができるだろうか。

JR小山駅直結ロブレ7F

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