JR東日本 株主優待券を普通列車で使ってみた

JR東日本株主優待券、毎年持ち株数に応じて株主に配布される優待券だがたまに頂ける時がある。 今年もありがたい事に6月下旬に6月30日期限の優待券を頂いたので使ってきた。

有効期限は毎年7月1日から翌年6月30日まで。 ネットで見てみると1枚あたりだいたい3500円前後で流通している。

この券はJR東日本のエリア内に限り運賃、料金またはその両方が4割引になる(片道)。

運賃と料金てちょっと混乱するのだが、運賃が通常の乗車券の値段。 特急券やグリーン券が料金という事になるらしい。 運賃と料金の両方を割引にする場合は乗車券と特急券などを同時に購入しなければならない。

つまり、在来線の乗車券を株主優待で買ったら、その後に普通グリーン券を券売機で買う時には使えないという事だが、まあそんな人はいないか。

JRから優待券を配布される本来の株主や私のようにタダで手に入れた者はどんな使い方をしてもおトクになるが、金券ショップやフリマアプリ等で購入した人は購入した金額以上に割引にならないと意味がない。 購入金額が3500円と仮定した場合、片道10000円くらいの行程が必要になる。 これ、だいたい新幹線を使って東京~新潟とか東京~名古屋あたり。 これでトントンなのでこれよりも長距離の移動の場合は使えるのかもしれない。

しかし関東の近場をフラついている人間には買う意味がない。 ただし頂いた時は有意義にありがたく使わせていただいている。

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期限ギリギリの6月28日、6:00過ぎに最寄り駅のひとつ岡部駅に来たのだが、この時間では株主優待券で切符が買えない。 この辺りの駅だと指定席券売機が6:30にならないと使えないからだ。

これは前年のこの時期に宇都宮へ行こうと思って6:00頃に深谷駅に行ったら指定席券売機が稼働していなかった苦い経験があったので覚えていたのだ。 その時も土曜日だったので急遽のんびりホリデーsuicaパスを購入したので安く行けたのだが・・・。

なのでこの前の日の夜、この駅に切符を買いにきた。

前夜、夜なので照明の光が眩しい。 まずは指定席券売機の株主優待のボタンをタッチ。

「株主優待割引で購入」をタッチ。

ご案内の画面になるので「確認」をタッチ。

するとこのデフォルト画面。 到着駅は必ず入力して必要な所を「変更」ボタンをタッチしてから入力するのだが・・・。

到着駅以外でこの時に変更したのは2カ所。 利用日時が翌日に変わるのと新幹線を利用しないに変更。 「変更」のボタンをタッチするとそれぞれの項目で選択する画面に変わるので該当する所をタッチすれば良い。 到着駅のところは頭文字の50音が出てきて駅名を入力するうちに目指す駅名が出てきたらタッチする。 写真を撮っていると何枚にもなって面倒なので撮影しなかった。

で、これが変更を入力した画面。 確認して間違いなければ「検索」をタッチ。

この機械、指定席を買う機械なのでこういう画面になる。 出発時間を6:30に設定したので6:30過ぎの列車が表示されるので乗車する列車を選ぶのだが・・。

表示されている列車は2本分、右の矢印をタッチすれば3本目以降の列車が表示されるが、これが必要なのは指定席を買う場合。 普通列車に乗る場合はどの列車を選択しても問題なし。 気楽に選択ボタンを押せば良い。 ただし画面に特急列車が表示されている場合、間違って特急を選択してしまうと高いお金を払って移動する事になる。 まあそこまでいく前に気づいて取消ボタンを押す事になると思うが。

で、適当な便を選択するとこの画面。 「乗車券を購入」をタッチ。

この時に撮った写真がボヤケまくってしまったのでこの写真だけ以前、渋谷へ行った時の写真。 確認画面になるので間違いなければ右下の「確認」をタッチ。

するとこの画面。 もちろん一番上の「株主優待割引で購入する」をタッチするのだが、ここまで操作して下の二つを選択する人っているのだろうか。

画面が読み込み画面に変わる。

簡単なのは(2)の黄○のところのスクラッチを削って画面に表示されている券売機の読み取り部にかざす(券売機画面も黄○のところ)。

しかしたまにスクラッチが削りきれなかったりして読み取れない時がある。 そんな時は画面赤○の「割引券番号入力」をタッチして(1)の割引券番号を手入力すると次の画面になる。

この画面までくるとひと安心。

この画面でお金を払って発券されれば完了。

発券された乗車券。 岡部~新松戸、4割引きで910円。 帰りも株主優待券を使ったので往復で1820円。 通常料金はきっぷで買うと1520円で往復3040円なのでだいぶおトク(繰り返すがタダで頂いているので)。

この日、土曜日でのんびりホリデーsuicaパスを使うと2670円なのでこちらの方が安いが、パスはフリーエリア内乗り降り自由なので予定外の行動ができたりするので使い勝手が良い。

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この株主優待券、お金を払って買っている人はこんな使い方はしないだろうが、私のように幸運にも手に入れる事ができるとこんな使い方ができる(それか本当の株主の人)。

来年ももらえると嬉しいのだが・・と考える。 それにしても昔、suicaを持ってなかった時は遠方(千葉とか)へ行く時、指定席券売機でこんな面倒な操作をして切符を買っていたのだな・・と思い出すのであった。  

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